明治神宮の「代々木の杜」は、全国から寄せられた10万本の木を、自然の力で成長(天然更新)させ、百年後には天然林となるよう計画して造られた、世界でも類を見ない人工の森です。
今日では多種多様な動植物が棲息する“いのちの森”となっています。自然を単なる資源としてしか捉えられない物質文明とは異なり、日本人は古来より人間も自然の一部と捉え、自然の中に神々が宿ると信じてきました。
そんな自然への畏怖畏敬の念と、テクノロジーとの調和がなし得た大きな成果が「代々木の杜」であり、私たちが今後、自然を再生し“いのちの森“を取り戻していく上での、大切な道しるべになっていると思います。
自然体験は“いのち”への眼差しを育くんでくれます。この「代々木の杜」や芝生広場をフィールドにして、妙なる“いのちの世界”に触れ、その理解を深め、私たち一人ひとりの“いのち”が輝き、その喜びを分かち合う機会になれば幸いです。